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ネッツ横浜スタッフがキャンパーアルトピアーノで真冬の車中泊体験!

ネッツ横浜スタッフがキャンパーアルトピアーノで真冬の車中泊体験!

本格的にキャンパーアルトピアーノの広告に携わるようになり、日々、お客様から様々なお問い合わせをいただいています。なかでも「ボディの断熱加工はされていますか?」や「FFヒーターは装着できますか?」といった「防寒」に関するものが多く、皆さんやはりそのあたりが気になっているようです。
真冬でも車中泊を楽しむためには、やはり本格的な暖房装備が必要なのでしょうか?そこで車中泊初心者のネッツ横浜スタッフが、ほとんど手持ちの装備だけを使って真冬の車中泊に耐えられるのか、実際に試してみました。

車中泊仕様車の防寒性能は?

ネッツ横浜スタッフがキャンパーアルトピアーノで真冬の車中泊体験!

キャンパーアルトピアーノのベースとなるのは「ライトエースバン」という商用車です。ベース車両に商用車を選んだことで、コンパクトなボディサイズながら乗用ミニバンとは比較にならないほどの広い室内スペースを手に入れることができました。
反面、ボディの断熱材や内張りなどはかなり省かれていて、車内には鉄板がむき出しのところもチラホラ。外の寒さがモロに伝わってきそうですね。


ネッツ横浜スタッフがキャンパーアルトピアーノで真冬の車中泊体験!

キャンピングカーの中には「FFヒーター」を装着しているものがあります。これはクルマの燃料を使う暖房システムで、エンジンを止めたままでも車内を暖められるという優れものです。しかし設置には燃料パイプへの穴あけなども必要でやや大掛かりな作業となるため、キャンパーアルトピアーノではオプション設定をしていません。
そこで今回の実験ではキャンパーアルトピアーノのエンジンを止めたまま、サブバッテリーからの電力を使って電気毛布で暖を取るという作戦をたてました。

サブバッテリーはもともとDC(直流)12V電源ですが、これを家庭のコンセントと同じAC(交流)100Vに変換して使うことができます。しかし、変換の際に2~3割ほどのロスが発生しますので、DC12Vでも使える機器があればそちらをお勧めします。
ということで、今回の実験のためにネット通販を使ってDC12V用の電気毛布を購入しました。(しかし、後にこれが誤算だったと気付くのでした……)

いよいよ出発。実際に使ってみて気付いたメリットも。

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会社から帰宅して食事・入浴など身支度を済ませ、あとは「寝るだけ」の状態に。当日は思いのほか気温が上がってしまい、2月上旬だというのに最高気温はなんと17℃。「翌朝は冷え込む」という予報を信じ、愛川町にある河川敷を目指します。
夜が更けるにつれてだんだんと冷え込んでくるのを感じ、一安心しながら目的地へ到着。川沿いから車で自由に河川敷へ下りることができ、夏やGWにはBBQ客が多く訪れる場所ですが、さすがにこの時期は誰もいませんでした。適当な場所へ車を停めて、寝る準備に入ります。

まずはリヤシートをフラットなベッドモードにセットしますが、ここでキャンパーアルトピアーノの意外なメリットに気付きました。車内から出ずに、ドアも開けずにベッドモードへのセッティングができてしまったのです。雨の日に車内も体も濡れることがないので、とても重宝するだろうなと感じました。また、ベッドモードにするために運転席と助手席を動かす必要はほとんどありません。寝ている間は荷物を逃がしておけるので、ベッドを広く使うことができます。

準備した防寒装備は手軽なものばかり

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それではここで、今回の防寒装備をご紹介しましょう。車中泊でまず塞ぎたいのがガラス窓。ガラスを通して冷気が入ってきますし、結露も心配です。さらに朝になれば容赦なく光が入ってくるうえ、外から車の中が丸見えというのは良くありませんよね。キャンパーアルトピアーノのオプション「遮光スクリーン」を使って、全ての窓を塞ぎましょう。厚手のキルティング生地にアルミが蒸着されており、それぞれの窓ガラスにピッタリの大きさにカットされているので、車内側から吸盤で取り付けるだけで冷気や光をシャットアウトできます。
そして、ベッドの上には下から順に以下のアイテムを敷いていきます。



ネッツ横浜スタッフがキャンパーアルトピアーノで真冬の車中泊体験!

・テント用アルミ蒸着シート
 熱を反射するようにアルミ面を上にしました

・インフレーターマット
 厚さ約2.5cm、薄手のエアマット。アルミシートで蒸れないために敷きました

・12V電気毛布(消費電力45W)
 今回の実験のために唯一買った暖房器具。これが主役となるはずでしたが……

・シュラフその1
 快適温度6℃以上で、春~秋用のもの。この時期にこれ一つだけでは厳しいです

・シュラフその2
 20年以上前に買った薄手の封筒型シュラフ。ファスナーを開いて、掛け布団として使用しました

いよいよ就寝。予想以上に快適な寝心地!

ネッツ横浜スタッフがキャンパーアルトピアーノで真冬の車中泊体験!

服装はヒートテックの上下に薄手のダウン上下を着込み、厚手の靴下を履きました。そして、車内と車外の気温が測れる温度計をセットします。最低気温を記憶しておくことができるので、果たして何℃まで下がったのか、明朝にチェックしてみたいと思います。ちなみに、深夜0時の時点で車外は6℃ほどまで下がっていました。

電気毛布のプラグをサブバッテリーにつながるソケットに差し、通電します。USBソケットも付いているので、明日に備えてスマホも充電しておきましょう。
シュラフその1に潜り込みますが、これだけで充分暖かく、シュラフその2を掛けなくても寝られそうです。主役の電気毛布は上から掛けるのではなく、体の下に敷いています。背中がほんのり暖かいような暖かくないような……。

ところで、キャンパーアルトピアーノのベッドは非常に快適な寝心地でした。長さ2m、幅も一番狭いところでも1.1mありますから、一人では十分すぎる広さです。クッションもしっかり効いていて、「寝苦しい」ということは全くありません。テント泊ではなかなか寝付けないことも多いのですが、この日はほとんどあっという間に眠ってしまったようです。


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夜中3時頃にふと目が覚めました。車外の気温は4℃ほどまで下がっていて、さすがに少々肌寒く感じます。ここでようやく、シュラフその2を掛け布団にしました。下に敷いたアルミシートと掛け布団の間に電気毛布を挟み込み、熱を逃がさないようにする作戦でしたが……電気毛布が全くと言っていいほど暖かくなりません。体の下はほんのり暖かいのですが、自分の体温のせいなのかよく分からないレベル。うーん、どうやらマズい物を掴んでしまったかもしれません。
とはいえシュラフの2枚使いで十分に暖かく、この後もすぐに眠ってしまいました。その後は「足先が少し寒いかな?」という感じで何度かウトウト目覚めかけましたが、翌朝7時までそれはもう快適に眠ることができました。

最低気温は3℃以下。それでも快適な一晩でした。

ネッツ横浜スタッフがキャンパーアルトピアーノで真冬の車中泊体験!

寝る前に設置した温度計によると、車外の最低気温はは2.9℃、車内は5.2℃まで下がっていました。おそらく6時から7時くらいにかけてが最も寒い時間帯だったと思います。この冬の寒さを考えると少し物足りなくもありますが、それでも十分「冬」と言ってよいレベルの寒さではないでしょうか。朝には川から水蒸気が上がるほど冷え込みました。


ネッツ横浜スタッフがキャンパーアルトピアーノで真冬の車中泊体験!

実験前の予想では「車内のむき出しの鉄板から冷気が押し寄せてくるのではないか」と思っていましたが、実際にはほとんどそれを感じることがなく過ごすことができました。また、窓をきちんと塞いだのはとても効果的だったように思います。
ちなみに、キャンパーアルトピアーノのサブバッテリーは容量100Ah。今回用意した電気毛布(使えませんでしたが)の消費電力は45W、最大電流は3.8Aですので、単純に割り算すると100÷3.8=26時間以上使える……ように思えますが、実際にはバッテリーが空っぽになるまでは使いきることができません。とはいえ、ざっくり7割と計算しても18時間ですから、防寒対策としては十分ではないでしょうか。
バッテリーの容量については、あらためて実験してみたいですね。

100V電源を使えるって、やっぱり便利!

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それでは朝食をいただくことにしましょう。家庭用のホットサンドメーカーをAC100Vにつないで市販のメロンパンを焼いてみました。消費電力は900Wですが、このクルマにはオプションの1,500W正弦波インバーターが装備されており、問題なく使えました。出来栄えが美しくなかったので写真は割愛しますが……カリッと美味しくできましたよ。
それにしても家庭用の電源が使えるというのは本当に便利ですね。車内で火を使うのは少し怖い(慣れれば平気なのでしょうか?)ですが、これなら安心して温かいものを摂ることができますよ。
本格的に車中泊を楽しんでいる方から「FFヒーターは本当に快適だよ!キャンピングカーには付けた方がいいよ!」というお話を伺ってはいたのですが、今回はヒーターなしでも拍子抜けするほど快適に過ごすことができました。もっと冷え込んでいたとしても、ある程度しっかりとした電気毛布や冬用シュラフなどを用意すれば問題ないのではないかと思います。

キャンパーアルトピアーノは本格的なキャンピングカーとは違い、手軽に車中泊を楽しむことを目的としたクルマです。お金をかければ「あれも、これも」と装備を増やしていくこともできるのでしょうが、今回の小さな旅では「これくらいのミニマル+α程度の装備が、このクルマのキャラクターにぴったりなのだなあ」とあらためて感じられたのでした。
「暖房がないと冬の車中泊はムリ!」と思っている皆さんも、ぜひ一度挑戦してみてはいかがですか?

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